アドテク検定クイズ(初級編)を勝手に解説してみた

去年の年末のサイトリニューアルから猛烈な勢いで良質なアド関連記事を投稿し続けているスケールアウトさん。
アドテク検定クイズ(初級編)が初級のくせにマニアックで難しいと評判だったので各問題にツッコミ入れてみる。

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ちなみに、初見はカウントダウン焦りまくって6点/10問(~_~;)
問題は固定で10問

※ネタバレ注意






Q1.バナーを見たけどクリックしないでコンバージョンしたコンバージョンを何と言う?

  • ポストビューコンバージョン
  • ポストクリックコンバージョン
  • ビジブルコンバージョン
  • ハイブリッドコンバージョン

A1.ポストビューコンバージョン

えっ、ビュースルーコンバージョンじゃないの!?選択肢にないよ??ポストインプレッションとも言うけど。。。
とかやってるうちに時間がなくなりました。
Google先生に聞いてもそんな言葉ないし、ポストクリックコンバージョンの派生で答えればよかったのかな?

ちなみに、クイズから2日後の記事(コンバージョンについて勉強してみる)に以下のような記述が。

コンバージョンの2つの種別
オンライン広告キャンペーンの効果によるコンバージョンかどうかを判定するために以下の2種別のコンバージョンを正確に計測、集計しています。


ポストクリックコンバージョン
広告バナーがクリックされてからコンバージョンに至った数
(中略)
ポストビューコンバージョン
広告バナーをビューしてからコンバージョンに至った数(クリックはしなかった)

うん、社内用語っぽいね(違ってたらすいません)。

Q2.次のうちA/Bテスティングサービスはどれ?

  • KISS Metrics
  • Lotame
  • Optimizely
  • TURN

A2.Optimizely

それぞれのサービスはこちら
KISS Metrics:アクセス分析サービス
Lotame:データアグリゲータ
Optimizely:A/Bテスト
TURN:DSP

Q3.CPDはどういう意味?

  • Cost Per Direct
  • Cost Per Duration
  • Cost Per Domain
  • Cost Per Dimension

A3.Cost Per Duration

Cost Per Dayじゃないの?
うーむ、そもそもDurationって単語知らない。

Direct:直接
Duration:持続
Domain:ドメイン
Dimension:次元

Q4.世界初のバナー広告はどこのサイトがはじめた?

A4.wired.com

まあなんとなくYahoo! FranceGoogleでは無いとは思った。

Wired.com は日本でもWIRED.jpで面白い記事出してるし。
About.comAll Aboutの元ネタみたいなもの。

Q5.バナーの露出回数をユーザーごとに制御する機能を何と言う?

  • インタラクティブコントロール
  • ビューコントロール
  • フリークエンシーコントロール
  • インプレッションコントロール

A5.フリークエンシーコントロール

frequencyはもともと頻度とかの意味で、接触頻度を示す値に使われる。
つまりフリークエンシーコントロールは露出頻度をコントロールするということ。

インタラクティブコントロールは特にWeb広告用語ということではなく、対話的に設定や制御ができるソフトとかデバイスに使わる言葉(多分)。

あと、ビューはページが表示された回数でインプレッションは広告そのものが表示された回数となる。近いけど露出回数の制御ではない。

Q6.第三者配信のメリットは?

  • タグ無しでコンバージョン計測
  • 3スクリーン間で同一ユーザーを判定
  • 配信速度の改善
  • グローバルフリークエンシーコントロールの有効化

A6.グローバルフリークエンシーコントロールの有効化

第三者配信の説明は省略。
複数のメディアに表示される広告でもまとめて管理しているのでネット全体でフリークエンシーコントロールが可能ということかな。

Q7.CPC50円でCTRが0.08%だった時のeCPMは?

  • 400円
  • 4円
  • 4,000円
  • 40円

A7.40円

これは単純に暗算。
eCPMは< effective Cost Per Mill >の略で、Millってのは馴染みが薄いけど1/1000 ドルの事。
1000インプレッションにおけるコストの事なので計算式はこんな感じ。
50×0.08÷100=0.04 (1インプレッションあたりの単価)
0.04×1000=40

Q8.次のうちアクセス解析サービスはどれ?

  • AppNexus
  • AdBrite
  • MediaMath
  • ChartBeat

Q8.ChartBeat

ChartBeat以外は知らないサービスだった。

AppNexus: DSP+アドエクスチェンジ
AdBrite:アドエクスチェンジ
MediaMath:DSP
ChartBeat:リアルタイムアクセス解析

Q9.バナーの露出間隔をユーザーごとに制御する機能をなんと言う?

  • リーセンシーコントロール
  • スペースコントロール
  • スケジュールコントロール
  • タイムコントロール

A9.リーセンシーコントロール

こちらは露出回数ではなく、露出間隔のコントロールについて。
直前に接触した広告が購買行動に影響を与える効果の事をリーセンシー効果と言うらしい。知らなかった。
他の選択肢は間隔のコントロールっぽい誤答を誘導する言葉かな。

Q10.ミディアムレクタングルのサイズは?

  • 160 x 600
  • 300 x 250
  • 728 x 90
  • 468x60

A10.300 x 250

バナーの大きさに業界のガイドラインがあるらしい。
Wikipediaでまとめられていたのでそちらを参照。
バナー - Wikipedia




以上、知らないことも多くて勉強しないといけないと思わせるクイズでした。
サクっとGoogle先生に聞いただけの解説なんで間違ってたら指摘して下さい。

次回の中級編にも期待してます。

FacebookのOath認証について調べた

 

半年くらい前にfacebookのOath認証使うまでに調べたことのメモ。

一応URLを順に叩くだけでトークン取得までいける。

 

facebookのOAuth認証の流れ(サーバーサイド)

各URLのパラメータとかの詳細は( http://developers.facebook.com/docs/authentication/ )

 

1.ユーザーを承認ページに飛ばす

 URL例)

https://www.facebook.com/dialog/oauth?

        client_id=YOUR_APP_ID&

        redirect_uri=YOUR_URL&

        scope=email,read_stream

 

2.ユーザーが承認した場合、codeが付加されてredirect_uriに帰ってくる

リダイレクト例)

http://YOUR_URL?code=A_CODE_GENERATED_BY_SERVER

 

3.返ってきたcodeを使ってaccess_tokenを取得するURLを叩く

URL例)

https://graph.facebook.com/oauth/access_token?

        client_id=YOUR_APP_ID&

        redirect_uri=YOUR_URL&

        client_secret=YOUR_APP_SECRET&

        code=THE_CODE_FROM_ABOVE

 

4.返ってきたaccess_token でapiが叩ける!

 

この時、code生成にredirect_uri(YOUR_URL)も使ってるっぽい。

(2)のYOUR_URLと(3)のYOUR_URLは同じじゃないとaccess_tokenが取れないので注意!

よく考えたら、(4)でパラメータ付きのリダイレクトで戻ってこない時点で気付くべきだった。

 

と、今Facebook Developersのドキュメント見たら内容変わってた...。

多分大枠は変わってないはずだが、Facebook関連はキャッチアップし続けないとすぐに古い情報になるなー。

 

Facebookのいいね!で表示される内容がキャッシュされた時の対処

ちょっと前にTwitterで困ってる人がいたので書いてみる。
 
Facebookのいいね!ボタンをサイトに設置するときに、公開前のテストでいいね!しちゃうとテストの状態でウォールに表示する情報がキャッシュされて本番公開後に焦ることがある(自分もあった)。
また、metaタグでog:titleとかをちょこちょこ変えながら試してるのにキャッシュがなかなか更新されなくてしょんぼりすることもある。
 
そんな時は下のサイトにURLを入れるとFacebookのキャッシュを更新してくれるので幸せになれるよ!
 
 
前はURLリンターって名前だったけど去年の秋くらいからデバッガーになったらしい。